虫歯治療
虫歯は「気づいたとき」が
治療のはじめどき
「冷たいものが歯にしみる」「歯の溝が黒くなっている気がする」──そんな小さな変化は、虫歯のサインかもしれません。虫歯は自然に治ることがなく、放っておくほど治療の回数も費用も増えていきます。逆にいえば、早く見つけるほど、削る量も通院回数も少なくて済むのが虫歯治療です。柏駅南口から徒歩1分の当院では、痛みや通いやすさに配慮しながら、その方の生活に合わせた治療計画をご提案しています。
そもそも虫歯は
どうしてできるのでしょうか
虫歯は、お口の中にいるミュータンス菌などの細菌が、食べもの・飲みものに含まれる糖分をエサにして酸をつくり、その酸が歯を溶かしていく病気です。ポイントは、細菌・糖分・歯の質、そして「時間」の4つの条件がそろったときに進行するということ。甘いものをだらだらと食べ続ける習慣があると、歯が酸にさらされる時間が長くなり、虫歯のリスクはぐっと高まります。
唾液には、酸を中和して溶けかけた歯を修復する「再石灰化」という働きがあります。食事のたびに歯の表面では「溶ける↔修復される」のせめぎ合いが起きていて、このバランスが崩れたときに虫歯が始まります。だからこそ、歯みがきだけでなく、食生活のリズムを整えることも虫歯予防の大切な一部なのです。
虫歯の進行段階と治療法
C0:ごく初期の虫歯
歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁って見える状態です。この段階ではまだ穴はあいておらず、削らずに経過をみられる可能性があります。フッ素塗布や歯みがき指導で再石灰化を促し、定期的にチェックしていきます。
C1:エナメル質の虫歯
エナメル質に小さな穴があいた状態です。痛みはほとんどありませんが、放置すれば進行するため、虫歯の部分を最小限削って白い樹脂(コンポジットレジン)を詰める治療を行うのが一般的です。多くの場合、1〜2回の通院で治療が完了します。
C2:象牙質まで進んだ虫歯
エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が達すると、冷たいものや甘いものがしみるようになります。虫歯を取り除いたあと、範囲に応じて詰めもの(インレー)で補います。象牙質はエナメル質よりやわらかく、ここからの進行は一気に速くなるため、しみる症状に気づいたら早めの受診をおすすめします。
C3:神経まで達した虫歯
歯の中心にある神経(歯髄)まで細菌が到達すると、ズキズキとした強い痛みが出ることがあります。この段階では、感染した神経を取り除いて歯の根の中を消毒する根管治療が必要です。治療後は土台を立てて被せもの(クラウン)で歯の機能を回復します。
C4:歯の大部分が失われた虫歯
歯冠部分が崩壊し、根だけが残った状態です。神経が死んでいるため一時的に痛みが消えることもありますが、根の先に膿がたまるなど、あごの骨にまで影響が及ぶおそれがあります。歯を残せるかどうかを慎重に診断し、残せない場合は抜歯後にインプラント・ブリッジ・入れ歯などで噛む機能を補う方法をご相談します。
「痛くなってから」ではなく
「痛くなる前」に
虫歯治療でもっとも大切なのは、実は治療そのものよりも「早期発見」です。初期の虫歯は自覚症状がほとんどないため、痛みを感じたときにはすでにC2〜C3まで進んでいることが少なくありません。定期検診では、ご自身では見えにくい歯と歯の間や奥歯の溝もチェックできるため、小さな虫歯のうちに対処できます。詳しくは予防歯科のページもご覧ください。
また、一度治療した歯も油断は禁物です。詰めものと歯のわずかな段差から再び虫歯になる「二次う蝕」は、成人の虫歯治療の大きな割合を占めるといわれています。治療後もメンテナンスを続けることが、同じ歯を何度も治療しないための近道です。
当院の虫歯治療で
大切にしていること
痛みに配慮した治療
「歯医者は痛いから苦手」という方にも安心して通っていただけるよう、麻酔の際は表面麻酔を活用し、注射のチクッとした感覚をやわらげるよう努めています。治療中も声かけをしながら進めますので、不安な点は遠慮なくお知らせください。
削る量を最小限に
歯は削るほどもろくなり、寿命に影響します。当院では健康な歯質をできるだけ残す「МI(ミニマルインターベンション)」の考え方を基本に、虫歯の部分だけを的確に取り除くことを心がけています。
通いやすさも治療の一部
虫歯治療は途中で中断すると悪化しやすいのが難点です。当院は柏モディ5階で休まず夜20時30分まで診療を行っており、お仕事帰りやお買いものついでの通院を続けやすいのも特長です。
虫歯治療の費用について
虫歯治療は基本的に保険診療で行います。初めて来院される方の初回費用は、保険適用3割負担でおおよそ3,000〜5,000円が目安です(症状・処置内容により変動します)。白い詰めものや被せものなど自由診療の選択肢については、審美歯科のページをご参照ください。
虫歯になりやすい人には
共通点があります
同じように歯みがきをしていても、虫歯になりやすい人とそうでない人がいます。その差を生む要因のひとつが「食習慣」です。飴やガムを口にしている時間が長い、甘い飲みものやスポーツドリンクをちびちび飲む、寝る前に飲食をする──こうした習慣は、お口の中が酸性に傾く時間を長くし、歯が修復される暇を与えません。また、唾液の量が少ない方、歯並びの関係で磨きにくい場所がある方、過去の治療箇所が多い方も、虫歯リスクが高い傾向にあります。
大切なのは、リスクを知ったうえで自分に合った対策をとることです。当院では、お口の状態や生活習慣をお伺いしながら、間食のとり方の工夫やフッ素の活用など、無理なく続けられる予防プランをご提案しています。「また虫歯ができた」を繰り返さないために、治療とあわせて原因へのアプローチも行っていきましょう。
よくあるご質問(Q&A)
痛くない虫歯も治療したほうがいいですか?
銀歯と白い詰めものはどう違いますか?
虫歯治療は何回くらい通院が必要ですか?
治療の途中で通院をやめるとどうなりますか?
歯がしみるのは、すべて虫歯が原因ですか?
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の治療効果を保証するものではありません。症状が気になる場合は、自己判断せず歯科医院での受診をおすすめします。
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監修 / 柏モディゼロデンタルクリニック
院長 三好 礼 - 虫歯は早く見つけるほど、削る量も通院の負担も小さくできます。「しみるかも」と感じた段階でのご相談が、歯を長持ちさせるいちばんの近道です。痛みが苦手な方への配慮も大切にしていますので、どうぞ安心してお越しください。
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